Webカメラの動画を保存して再生するアプリを作る

2013年6月7日(金)
薬師寺 国安

今回はWebカメラからの動画をmp4ファイル形式で保存して、再生するアプリを作ります。

起動すると画面いっぱいにWebカメラからの動画が表示されます。画面をタップすると動画の記録が開始されます。
再度タップすると、今記録した動画の確認再生が行われます。この動画でよければ、右隅下の[OK]アイコンをタップします(図1)。
すると動画ファイルを保存するためにファイルピッカーが起動しますので、自動的に作成されたVideoSampleというフォルダに保存してください。ファイル名も自動的に付けられます。[保存]ボタンをタップしてください(図2)。
すると再生画面に移ります。左下隅の[Play]アイコン(図3)をタップすると、再生するファイル選択の画面が表示されますので、VideoSampleフォルダに保存したファイルを指定してください。ビデオの再生が開始されます(図4)。

(※)このサンプルは、Webカメラとマイクが装備されているPCが前提です。Windows 7からWindows 8にアップグレードしたノートPCでは、内蔵Webカメラが認識できない不具合も発生しています。筆者のノートPCもWindows 8では認識してくれません。Windows ストアの「カメラ」を実行して、カメラが正常に認識されているかどうかを確認してください。

図1:動画を保存するために[OK]アイコンをタップする(クリックで拡大)
図2:ファイルを保存する(クリックで拡大)
図3:[Play]アイコンをタップする(クリックで拡大)
図4:ビデオが再生された(クリックで拡大)

実際に動かした動画は下記のようになります。スマホで撮影した動画のため、見難い点はご了承願います。

サンプル一式は、会員限定特典としてダウンロードできます。記事末尾をご確認ください。

  • Webカメラの動画を保存して再生するアプリ

薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basic プログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット PROJECT KySS を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySS の活動に本格的に参加、.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindows ストア アプリを多数公開中

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。

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