One Cloud、Any Applicationを実現するための仮想化プラットフォーム―vSphere 6 4

vSphere Web Clientへのインストール

vSphere Web Clientへのインストール

表示されたURLでブラウザからアクセスしてください。SSLは自己証明書となりますので警告が表示されますが、継続して表示するとログイン画面が表示されます。SSOで設定したドメイン名、パスワードをもとにログインしてください。

ログイン画面

図17:ログイン画面

ログインすると以下の画面となります。

ログイン後の画面

図18:ログイン後の画面

Windows版のインストール

Windows版のインストールですが、こちらも少し変更になっています。ISOをマウントして起動すると以下のような画面となります。以前あったsimple installというのはなくなりました。代わりに、Windows 版 vCenter Serverのインストールとなります。なお、Windows版 vCenter Serverをインストールするには.Net Framework 3.5.1を事前にインストールする必要がありますのでご注意ください。

Windows版のvCenter Serverのインストーラの起動

図19:Windows版のvCenter Serverのインストーラの起動

起動するとウイザード形式のインストーラが起動しますので指示に従ってインストールしてください。

Windows版のインストーラ

図20:Windows版のインストーラ

以前は、MS SQL Server ExpressがデータベースサーバとしてインストールされましたがvCenter Server 6からはPostgresがインストールされることになります。もちろん、PostgresではなくOracleまたはMS SQL データベースを利用することも可能です。

データベースの選択

図21:データベースの選択

まとめ

vCenter Serverのインストール方法などは大きく変わりましたが、基本的な機能などは変わっていません。WindowsネイティブであるvSphere Clientやブラウザで利用できるvSphere Web Clientなども使い勝手はそのままです。特に、アプライアンス版のvCenter ServerはWindows Serverのライセンスが必要ありませんのでコストメリットも大きくなるのではないかと思います。みなさんもバージョンアップを念頭に、本稿を参考にしていただきvCenter 6.0をインストールしてみてください。

【参考文献】

vSphere 6 Features - vCenter Server 6 Details, (VCSA and Windows) - ESX Virtualization

http://www.vladan.fr/vsphere-6-features-vcenter-server-details

速報!VMware vSphere 6.0 新機能の概要 | Japan Cloud Infrastructure Blog - VMware Blogs

http://blogs.vmware.com/jp-cim/2015/03/vmware-vsphere-6-0-%E6%96%B0%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html

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