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| 給与業務の集約化について | ||||||||||||||
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給与計算業務においては、業務効率化によるコスト削減や人件費の分析などを目的とし、グループ企業内で集約化をされているケースが多く見受けられます。 給与計算業務集約化の手段としては、統一のシステム構築はもちろん、業務削減も視野に入れたアウトソーシングやASPサービス、業務そのものを委託するBPOという選択肢なども増えてきました。 シェアドサービスセンターとして、業務運用専門の会社を立ち上げ、グループ内だけでなく、グループ外から業務を請け負ってビジネスとして確立している企業もあります。 では実態はどうなのでしょう。まずは給与計算業務集約化の状況について、お伺いしました。 ![]() 図4:給与計算業務集約化の状況 既に集約化している企業が25%と人事管理の統合化に比べ、10%も低い結果となりました。今後集約化したい企業は35%と人事管理と比べ、14%も高い結果です。 給与計算業務の集約化は人事情報の統合化よりも遅れているが、今後統合化したいという企業が多くいるという、ある意味意外な結果でした。 では、どのような形態(手段)で給与計算業務を集約しているのでしょうか。既に給与業務を集約化されている企業と今後集約化したい企業とでは、違った傾向が見受けられました。 ![]() 図5:給与計算業務の集約形態 既に給与業務を集約化されている企業では、本社一括管理の形態が大多数を占めています。今後給与業務を集約化したい企業でも本社一括管理の形態がもっとも多い管理形態ですが、本社以外のグループ内の1社に集約管理したいという企業が多いことがわかります。 これは、シェアドサービスセンター化が進行している背景があらわれているのだと思います。 弊社の「CBMS ZeeM人事給与」「CBMS ZeeM会計」は、業種/業態/制度などがバラバラのグループ企業の統合管理ができるパッケージ製品です。特に「CBMS ZeeM人事給与」はアウトソーシングビジネスのエンジンとして、多数採用されています。 昨今の個人情報保護の観点からも、セキュリティを強化し、安心して使えるマルチカンパニー対応パッケージとして、継続した製品機能強化を行っております。 今回のレポートはここまでとさせて頂きます。次回はもう1つのキーワードである「Webシステムの業務活用」についての調査結果を報告します。 |
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