|
||||||||||
| 前のページ 1 2 3 次のページ | ||||||||||
| アクセサリーモデルで成功を収めたオライリー出版 | ||||||||||
|
セルベッサのマスコットはペンギンで、これは実はテンアートニのものだ。リナックスのマスコットを、オープンソースの象徴として借りてきている。 そのペンギンにビールを持たせてみた(図2)。このイラストはセルベッサの普及のためということで、何度かパンフレットにも使わせてもらっている。拙著「オープンソースじゃなきゃ駄目」の表紙にも使わせてもらった。テンアートニは、このイラストをラベルにしたトンカツソースをノベルティーで配ったこともある。 ![]() 図2:セルベッサのキャラクター これらのマスコットを使ったティーシャツやビヤマグ、キーホルダーなど商品価値を探るのが、このビジネスモデルだ。もし余裕があれば、オープンソースを発表する度に、マスコットやお洒落なロゴをデザインしておくとよいだろう。優れたソフトを公開し、多くの人に使ってもらえるようになれば、アクセサリーが売れる可能性もある。 |
||||||||||
| フリー化を視野に入れながら | ||||||||||
|
ソフトを販売するモデルソフトを販売する立場にあれば、前もって不良在庫を持たない工夫をしておける。販売予定のソフトが激しい競争にさらされると予想されたり、市場生命が極めて短そうならば、「将来的にオープンソースにする」と発売当初から宣言してしまうのは、悪くない作戦だ。後発組が対抗商品を開発する意欲を挫くことができる。また、公開にあわせてコミュニティを組織できれば、サポートにかかる費用を抑制できる。 だがレイモンドは、このモデルはそれ程楽しいものではないという。ソフト開発初期という大切な時期に、開発に協力してくれる仲間を増やせないのだ。 |
||||||||||
|
前のページ 1 2 3 次のページ |
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||


