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| グループウェアの活用事例の紹介 | ||||||||||
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第2回からは、各社の製品とその活用事例を紹介していく。第2回の今回は日本アイ・ビー・エムのLotus Notes/Dominoを見ていこう。 |
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| グループウェア何を求めるのか | ||||||||||
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90年代半ばにLotus Notes/Dominoが登場した頃より、グループウェアの3要素といわれているものは「Communication(メール)」「Coordination(スケジュール管理・調整)」「Collaboration(情報共有・情報発信)」である。 Lotus Notes/Dominoは、開発当時から「メールボックスも数多くある文書型データベースの1つである」という設計思想の下、情報共有に重点を置いて提供されてきたグループウェアだ。 文書型データベースであるという開発思想に基づきアプリケーション開発環境が整備されているため、以下のような仕組みが用意されている。
表1:Lotus Notes/Dominoのコンセプトを反映した仕組み さらに、電話回線の時代からオンラインでもオフラインでも情報を共有するための仕組みとして「複製」の概念が盛り込まれており、出荷当初から15年近くたった今でも決して古びることのない「基幹系となった事務ツール」といえる(図1)。 日本は「暗黙知・右脳中心」でありドキュメント化を意識しない文化であるのに対して、欧米は「形式知・左脳中心」でドキュメントを残す文化であるため、日本においては情報共有がおざなりにされていたという背景がある。 Lotus Notes/Dominoは「メール+スケジュール共有」の範疇にとどまらず、日本人の文化では形成しにくい情報共有を意識した製品である。企業内における情報共有が注目されている現在、それを実現するツールなのである。 |
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