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Pythonデベロッパがサンタクララに集結!PyCon US レポート

2013年3月29日(金)
藤原 敬弘

セッション

How the Internet works

インターネットのプロトコルに関するセッションです。Jessica McKellarという女性の方が発表されていました。Wireshark、Scapyを使い、接続経路を表示されたり、パケットをキャプチャしながらの発表でした。最後に"プロポーズをローカルネットワークで送る方法"といって、デモを始めました。ARPの解決をScapyを使って行い、"ボーイフレンドがpython.orgにアクセスしようとしたら..." といって最後に "結婚する?" というメッセージとポニーを表示させ、笑いと拍手を取っていたのが大変刺激的でした。

Visualizing Github, Part I: Data to Information

Githubを使っている方はわかると思いますが、ネットワーク図を初め、Githubではかなりのデータがビジュアライズされています。データ分析チームがGithub社内にはおり、分析のサイクルをしっかり回しているとのこと。AWSのスナップショットを使ってデータを解析する環境を整える、結果をMongoDBに格納する、データの取得などにfabricのタスクを利用し、社内で使い回す、など様々なtipsが紹介されていました。Part1とPart2に分かれており、Part1ではこのようなtipsの紹介、Part2ではデータのビジュアライズを中心にd3.jsの話をしていました。

Auth is Hard, Let's Ride Bikes

Pyramidフレームワークのセッションです。ホールが奥まったところにあったのもあると思いますが、他のセッションよりも、明らかに人数が少ない。まだまだDjangoが人気なんでしょうか。PyramidのCore DeveloperのChrisからは、Pyramidの認証レイヤーの話が。単純に403 Forbbidenのページを返す例から始まり、設定で認証レイヤーを書き換えるまでのコードを順に見せながら説明する形は、とてもわかりやすく、Pyramidを使うメリットが良く説明されていました。

Dynamic Code Patterns: Extending Your Applications with Plugins

いくつかの主要なライブラリのプラグインシステムを考察したセッションです。Pyramid、Django、Sphinxなどがいくつかの観点から分かりやすくテーブル形式でまとめられています。自前でプラグインを実装する他、そのライブラリを拡張する手始めにも役に立つ内容です。

昼食

昼食も出ます。3日間、別のメニューが振舞われたのですが、実は最後のハンバーガーしか覚えていません。というのも、PyCon USに来る前に参加していたSXSW (http://sxsw.com/)でアメリカの濃い味にかなり参っていました。3日目のハンバーガーはかなり美味しく頂けました。円卓で、ほとんどの場合、他の方々とテーブルをシェアする形になるのですが、かなり気さくに話しかけてくれます。どこから来たの?Python使って何やってるの?といった話が中心です。全員でPyConという祭りを楽しんでいる感覚がとても印象的でした。

FULLER株式会社

1986年生まれ。北海道苫小牧市出身。苫小牧工業高等専門学校卒業。
Fuller, Inc. CTO
Webプログラマ、よく利用する言語はPython。Pythonコミュニティによく出没する。
趣味でArduinoやRaspberry Piなどを使って、便利なものを自作する。

twitter: @wutali / github: https://github.com/wutali

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