ユニバーサルWindowsアプリ開発 2

コードの共有化

コードの共有化

先ほどの「FirstUniversalApp.Windows(Windows 8.1)」プロジェクト内にあるMainPage.xamlを「FirstUniversalApp.Shared」にドラッグ&ドロップします。MainPage.xamlをドラッグ&ドロップするとMainPage.xaml.vbも一緒に持ってくることができます。

そして、「FirstUniversalApp.Windows(Windows 8.1)」と「FirstUniversalApp.WindowsPhone(Windows Phone 8.1)」の2つのプロジェクト内にあるMainPage.xamlを削除します(図12)。

図12:「FirstUniversalApp.Windows(Windows 8.1)」プロジェクト内にあるMainPage.xamlを「FirstUniversalApp.Shared」にドラッグ&ドロップする

これで、実行してみましょう。VS2013メニューの「ローカルコンピューター」と表示されている中から、「スタートアッププロジェクト」を選択し、「FirstUniversalApp.Windows(Windows 8.1)」を選択します(図13)。

図13:「ローカルコンピューター」と表示されている中から、「スタートアッププロジェクト」を選択し、「FirstUniversalApp.Windows(Windows 8.1)」を選択する(クリックで拡大)

これで、実行をすると図11のように表示されます。

次に同じく「スタートアッププロジェクト」から「FirstUniversalApp.WindowsPhone(Windows Phone 8.1)」を選択します(図14)。

図14:「ローカルコンピューター」と表示されている中から、「スタートアッププロジェクト」を選択し、「FirstUniversalApp.WindowsPhone(Windows Phone 8.1)」を選択する(クリックで拡大)

すると「ローカルコンピューター」と表示されていた個所に、Windows Phone 8.1のエミュレーターが表示されます(図15)。

図15:Windows Phone 8.1のエミュレーターが表示される

 

デフォルトで選択されている「Emulator 8.1 WVGA 4 inch 512MB(JA)」を選択した状態で実行します。図16のように表示されます。

図16:Windows Phone 8.1のエミュレーターが起動して名前を入力した

これでファイルが共有されているのがわかりました。

今回はここまでです。ユニバーサルアプリの第1歩ということで、大変に簡単なコードで解説しましたので、理解できたのではないでしょうか。

次回はもう少し一歩進んだプログラムでユニバーサルアプリのサンプルを解説したいと思います。

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