世界を見据えた日本企業ブース

2006 JavaOne Conference
2006 JavaOne Conferenceレポート
2006 JavaOne Conferenceレポート

世界を見据えた日本企業ブース
会場:サンフランシスコ Moscone Center
記者:ThinkIT編集局   2006/5/19
パビリオン

   JavaOneのパビリオンには多くの企業が出展している。日本企業ではジャストシステムとチェンジビジョンの2社が出展した。

   ジャストシステムは昨年に引き続き2回目の出展であり、7月にリリース予定の「xfy Enterprise Solutions」を展示していた。

   xfyによってXMLデータを有効に利用することができることがポイントであり、ブースには多くの人が集まっていた。株で大もうけしたトレーダーという設定のプロモーションビデオを使ったデモもあり、会場は賑わっていた。それもあってカンファレンス会場のあちこちで「xfy・Japanese Company」という声を耳にしており、多くのJavaファンの関心を得ていたといえよう。

xfyのブース
xfyのブース

   チェンジビジョンは、UMLツールのJUDEを出展していた。同社代表取締役社長の平鍋氏は「日本の技術力と知恵で世界を目指します」と、今回のJavaOne出展に自信を見せた。

JUDEのブース
JUDEのブース

   Sunは多くのブースを出展していたが、特にJava-RTS(Real-Time Specification for Java)を利用した「Slot Car Racing Challenge」と「Java Model Railroading」が人気を集めていた。

Slot Car Racing Challenge
Slot Car Racing Challenge

Java Model Railroading
Java Model Railroading

   会場で一日中流されているムービーには「どこにでもJavaが使われている」とあり、携帯電話などに代表される組み込み分野において、Javaの利用が広がっていることがうかがえた。

(ThinkIT編集局:石黒大介)

記事一覧
2006 JavaOne Conferenceレポート
開催前日 JavaOne開催前日レポート
1日目 オープンなJavaを支えるコミュニティ
2日目 OracleがJavaで目指す次世代アプリケーションプラットフォーム戦略
3日目 従来のIT資産を最大限に活用でき、xfyでXMLの新たな可能性を導くジャストシステム
Eclipseの新ロードマップ
ライセンス変更によりJREが再配布可能に
世界を見据えた日本企業ブース
4日目 技術者が語るxfy 〜 web2.0 and beyond
工業分野とリアルタイムで展開されるJavaテクノロジー
Javaを利用した各ソリューションのパビリオン
比嘉 康雄氏の講演「設定ファイルは死すべし!!!」
コミュニティ重視のSunの基本指針 〜 インタビュー

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