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| ITコストダウン・アプローチ | ||||||||||||||||
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ITコストダウンの要望は、産業経済の安定成長基調が継続中では、製品/サービス提供価格競争が激化するために、全社的な経費削減の一貫として起こってくる。 加えて、情報システム構築コスト、ITインフラ購入コストの不透明性と他産業に比べて人件費コスト高であるとの一般認識から、一層ITコストダウンへの要望が経営者から発せられると危惧している。 特に、メインフレームによる情報システム維持運用のコスト高が問題視され、既存情報システムの再構築によるITコストダウンが叫ばれている。 大規模トランザクションシステム、大規模オンライン高信頼性システムなどでは、メインフレームによる同時処理機能、高信頼性、システムダウン回避などの点からオープン系マシンでは実現が困難な面があり、大規模システムの安定稼働/安全性が問題視される場合には、単純なITコストダウン対策は慎重に評価することが重要である。 特に、これらの大規模トランザクションシステム、大規模オンライン高信頼性システムなどでは、大規模データベースの移行、データの継続性と信憑性の維持に多くのコストがかかることを含めて、大規模システムの移行(トランスフォーメーション)問題を捉える必要がある。 しかし、一般企業でのビジネスシステムの情報システム化の投資/コストは、企業の収益評価であるB/S、P/Lに直結しており、必要以上の重装備の情報システムはスリム化しコストダウンを進めることが望まれている。 具体的な情報システムのコストダウン対策は、「情報システム開発投資コスト削減」「情報システム運用保守コスト削減」「情報システムの構造改革によるコストダウン追求」の面から追求することになるが、「外部調達業務、IT製品などの調達コストダウン」「社内IT要員の生産性向上によるコストダウン」「必須の機能・性能に情報システムをスリム化」することが効果に直結するだけに重要視する必要がある(表1)。 このITコストダウンのアプローチの例を表2に示す。 |
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