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| クラスルームPC管理ソフトウェアの動作イメージ | ||||||||||||||
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「クラスルームPC管理ソフトウェア(spcman)」は、本実証実験で開発したコピー管理方式のPC管理ソフトウェアです。IBMのDevelopers Worksでオープンソースとして公開されています。
Developers Works
http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/ クラスルームPC管理ソフトウェアの動作イメージを下図に示します。 クラスルームPC管理システムは、1台の管理サーバ、1台の参照PC、複数台のクライアントPCから構成されます。 管理者は参照PCに対して、ソフトウェアの導入、アップデート、デスクトップの調整など、必要な設定を随時行います。そして、毎晩あるいは週1回程度、夜間に自動で参照PCのディスクイメージが各クライアントPCにコピーされます。 実際には、以下のような手順でコピーを行います。
表3:コピー手順 また、My Documentなどの保護ディレクトリを設定することもできます。こちらは、3の直前に保護ディレクトリ以下をtarで固めて、一旦管理サーバにアップロードし、イメージ配布が完了した後に再びダウンロードして復元します。 |
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| クラスルームPC管理ソフトウェアのメリット | ||||||||||||||
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クラスルームPC管理ソフトウェアを用いれば、教員が管理するのは参照PCだけでよくなります。ソフトウェアのインストールやアップデートも参照PCだけに行えばよいのです。 誤操作やいたずらでデスクトップが壊れたり、ネットワーク設定が壊れた場合でも、一晩待てば自動的に参照PCのイメージがコピーされるので、管理者は何もする必要がありません。 ハードウェア故障時も、故障部品を交換してネットワークに繋ぐだけで、自動的に復旧します。 このように、クラスルームPC管理ソフトウェアは、PC管理作業を大幅に削減することができるのです。 |
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| 他のPC管理ソフトウェアとの比較 | ||||||||||||||
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商用製品でも数多くのPC管理ソフトウェアが発売されています。 |
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![]() 表4:PC管理ソフトウェアの比較 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します) |
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| クラスルームPC管理ソフトウェアと同様に、コピー管理方式をサポートする製品もいくつかあります。「瞬快」「PCVisor」「Power Cockpit」などです。しかし、これらは企業向けであり、いずれも1台あたり数万円のライセンス料です。このため40台で50〜100万円のコストを要します。 クラスルームPC管理ソフトウェアは、オープンソースであるため、利用は無料です。今後100台単位でクライアントPCを管理することを考えると、この低コストさは大きなメリットです。 |
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