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| はじめてGPL日本語版を適用したフランシーヌ | ||||||||||||||||||||||
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「フランシーヌ」はLAMP(Linux・Apache・MySQL,PHP)環境にて構築されたWebアプリケーションであり、2003年 6月エステサロンや美容院向けWEBPOSとして、オープンソースからビジネスモデル(ソース公開にてソフトが普及し、利用者に当社の保守サービスを提供する)を展開する目的で公開されました。 そして同年7月、フランシーヌはOSCARアライアンスの策定したオープンソースライセンス規約「GPL(GNU Public License)」の日本語版を適用した第1号となりました。 2003年の7月〜12月までのダウンロード数は約120件に達し、同年12月にはOSCARアライアンスがオープンソースソフトウェア活用の推進/普及/啓蒙に貢献した企業/団体/個人を表彰する「2003年オープンソース・ビジネス・アワード」を受賞しました。 |
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| 自社事業での利用からスタートしたフランシーヌ開発 | ||||||||||||||||||||||
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当社がフランシーヌを開発したきっかけとして、ソフトウェア事業と別に展開しているインテリア事業(http://www.foronefirst.com/)の運営の中で必然的にPOSが必要になり、自社開発したことがあげられます。当初はマイクロソフトのMicrosft Accessを利用して「オープンPOS」を作成して、日々の店舗運用を行いながら随時問題点の改善を行ってきました。 その後にエステ事業を展開されているお客様よりPOSを使いたいという話が持ち上がったので、自社で利用していたオープンPOSを提案しました。しかしその際、お客様の要望として表2の点を踏まえて検討した結果、オープンPOSをそのまま利用するのは難しいと判断しました。
表2:新POS導入の顧客要件 そのため複数店舗で利用する際にも問題がなく、新店舗出店の際でも導入コストを抑えられるように、インターネットを利用した「WebPOS」としてPOSを新たに作り変えることになりました。そして、そこで開発したものが「フランシーヌ」の元になるソフトウェアとなったのです。 |
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| なぜオープンソース化したのか | ||||||||||||||||||||||
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「フランシーヌ」をオープンソース化した背景として、2003年に日本でもosCommerce日本語版やGARAGARADOAなどの「オープンソースソフトウェア」が発表されてきたことがあげられます。 開発パッケージを製品化して売り出すのが従来のソフトウェア会社で主流でしたが、それに対して、オープンソース化によりどのくらい反応があるのかをテストマーケティングし、その調査結果を元にビジネスにつながる可能性を見出すという当時の常識を超えた事業モデルに挑戦しました。 |
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株式会社フォー・ワン・ファースト http://www.411.co.jp/ 2003年にはフランシーヌ発表を皮切りに、オープンソースリーディングカンパニーとして、オープンソースITを駆使したサービス提供を展開した。2004年には、企業におけるオープンソースNPO団体のOSCARの「オープンソース・ビジネス・アワード」を受賞。直近は、Web標準基本ソフト「AWBAS」を発表し、それを利用したソフトウェアポータルサイト「AWBAP」を発表。Compiereジャパンもアルマス社と共同で運営しオープンソース業界だけでなく、ソフトウェア業界全体を活性化していく企業を目指す。 |
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