実践!iOSで作るゲームアプリ 4

キャラクターの移動

ゲームマップのデータ構造前回はマス目の上で駒を動かす仕組みを説明した。今回はそれを使ってどのように「Rabbit Maze」のキャラクターを動かしているかを解説する。ここで改めて、「Rabbit Maze」はどのようなゲームかを説明しておこう。こちらのYouTubeのデモ動画にて確認していただきた

北村 真二

2011年4月22日 20:00

ゲームマップのデータ構造

前回はマス目の上で駒を動かす仕組みを説明した。今回はそれを使ってどのように「Rabbit Maze」のキャラクターを動かしているかを解説する。ここで改めて、「Rabbit Maze」はどのようなゲームかを説明しておこう。こちらのYouTubeのデモ動画にて確認していただきたい。

今回のサンプルプログラムは、横8マスx縦10マスで区切られたマップの上を、タップされたマス目を目指してキャラクターがマス目単位で移動を行うというものだ。駒を「Rabbit Maze」で実際に使用しているうさぎのキャラクターに置き換えて移動中は走るアニメーションをさせてみよう。

図1:今回のサンプルプログラム(クリックで拡大)

今回のサンプル一式は、会員限定特典としてダウンロードできる。記事末尾をご確認いただきたい。

そのために前回のサンプルコードのGameControllerとGamePiceViewに変更を加える。まずはGameControllerの初期化メソッドだ。GameBoardViewとGamePieceViewの初期化が変更されている。

ゲームビュー生成で GameBoardTile を8x10のマス目状に並べるよう位置を調整している。また、キャラクターの生成ではうさぎのアニメーションパターンとして12枚の画像を読み込んでいる。背景とうさぎのアニメーションパターンは以下のような画像だ。

図1:アプリで使用する画像ファイル(クリックで拡大)

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