キャラクターの移動処理
キャラクターの移動処理
プロトコルメソッドも1追加している。
これはデリゲートとなるGameControllerに次に移動すべきマス目を要求するデリゲートメソッドだ。GameControllerから移動先のGameBoardTileを設定される時にこのメソッドを呼び出して次に移動すべきGameBoardTileを得てその位置に向かって移動する。
デリゲートメソッドの gamePieceNextMovTile: が返す移動先のGameBoardTile は現在の位置から上下左右のどの方向に移動すればより移動先の位置に近づけるかをチェックして、適切なGameBoardTileを返すように実装する、詳しくはサンプルコードを見てもらいたい。
実際の移動処理はCore Animationによって行う。Core Animationの終了時に呼ばれる以下のデリゲートメソッドで、目的のGameBoardTileに到達したかどうかをチェックし、移動を完了するか継続するかを判断する。
今回のサンプルプログラムをビルドして実行すれば、タップした位置にうさぎのキャラクターが走るアニメーションパターンで移動することが確認してもらえると思う。
次回はキャラクターのアニメパターンなど、デザインデータの作り方について解説する。
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この記事の筆者
家庭用ゲームの企画開発、Mac OS / iOSアプリの開発を主な生業とする。
20年ほど前から家庭用ゲーム開発に携わりファミコンからDS、PSP、Wiiまで幅広く開発。15年前からMac OS Xアプリケーションを開発「DotShotX」「GIFQuickMaker」などを公開。iPhoneアプリ「将棋盤」「DotTouch」「Rabbit Maze」などを開発。開発アプリはアップルのApp Storeで公開中。
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