FlipViewコントロールを使って、フリップビューで画像を切り替える

2012年10月22日(月)
薬師寺 国安

Windows 8 スタート画面の、実行したプログラムのタイルを任意の画像に置き換える

ソリューションエクスプローラー内のAssetsフォルダ内に表1の画像が格納されています。

表1 Assetsフォルダに格納されている画像

画像ファイル名 説明
Logo.png ロゴ(150×150)
SmallLogo.png ロゴ小(30×30)
SplashScreen.png スプラッシュスクリーン(620×300)
StoreLogo.png ストア用ロゴ(50×50)

これらのサイズの画像を作成して、同名ファイル名で上書きします。全部の画像を作る必要はないので、今回はLogo.pngとSplashScreen.pngを作ってみます。作ったのが図13です。

図13:左がLogo.png(150×150)、右がSplashScreen.png(クリックで拡大)

このファイルをソリューションエクスプローラー内のLogo.pngとSplashScreen.pngと置き換えます。もとの画像はAssetsフォルダ内にbakというフォルダを作成してその中にバックアップしています。

Assetsフォルダを選択してマウスの右クリックで表示されるメニューから「追加(D)/既存項目(G)」と選択して、既にある画像の上に、図12の画像を上書き追加します。

この状態で実行してみると、どうでしょう。最初に一瞬ですがSplashScreen.pngが表示されたと思います。では、Windows 8のスタート画面を見てみましょう。図14のようにLogo.pngが表示されていると思います。

図14:Windows 8のスタート画面にLogo.png(150×150)が表示された(クリックで拡大)

ここに表示されたプログラムはいつでもアンインストールできます(図15)。アンインストールしたいタイルの上でマウスの右クリックをすると、タイルが選択状態(チェックが付く)になり、画面の下方に「アンインストール」と表示されますので、それをタップするとアンインストールされます。

図15:Windows 8のスタート画面からプログラムはいつでもアンインストール可能(クリックで拡大)

最後になりましたが、VS2012のデバッグはデフォルトでは「ローカルコンピューター」になっています。そのほかに「シミュレーター」と「リモートコンピューター」というのがあります(図16)。最後に「シミュレーター」を使って動かしてみます(図17)。この「シミュレーター」を終了さすにはタスクバーに表示されている「シミュレーター」のアイコンを右クリックして表示される、「ウインドウを閉じる」をタップすると終了します(図18)。

図16:デフォルトは「ローカルコンピューター」になっている
図17:シミュレーターで動かしたところ(クリックで拡大)
図18:シミュレーターの終了の仕方

今回は、ここまでです。ありがとうございました。

  • FlipViewコントロールを使って、フリップビューで画像を切り替えるサンプル

薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basic プログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット PROJECT KySS を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySS の活動に本格的に参加、.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindows ストア アプリを多数公開中

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。

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