79ドルで遊べる3Dモーションセンサーがやってきた!Leap Motion Controllerレビュー

2013年8月17日(土)
藤原 敬弘

Leap Motion Orientationで遊ぶ

本体に http://leapmotion.com/setup にアクセスして、アクティベートしてね、とあるので、ブラウザで開いてみます。

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どうやら、まずはソフトウェアをダウンロードする必要があるようです。筆者はMacユーザなので、右側のMac Downloadをクリックします。

76.4Mバイトと少し重たいので、ダウンロードに時間がかかります。ダウンロードページにはGet Startedの動画が掲載されています。これはダウンロードの待ち時間を潰すのに良い仕組みですね。こういったソフトウェアのダウンロードページを作った際には真似したいと思います。

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> Getting Started With Your Leap Motion Controller - Mac

ソフトウェアのダウンロードが終わったらインストールします。ここも特に難しい作業はありません。いつものインストール手順通りに進めて下さい。

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今さらな感想ですが、右側に表示されるLeap Motionのロゴはカッコイイですね。ウェブページや、Leap Motion Controller本体、箱を含めて、綺麗で洗練されているイメージが好印象です。

インストールが完了するとLeap Motion Orientationが楽しめます。

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これもいちいちカッコイイです。もちろん、全て3Dでトラッキングしている手を綺麗に表示してくれます。手を一定時間トラッキングさせないと、次のサンプルに切り替わります。

このオリエンテーションが終わると、Leap MotionのストアであるAirspaceを開くことができます。

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会員登録が必要なので、必要な項目を入力して、登録を完了させます。

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Airspaceにログインすると、アプリのダウンロードが勝手に始まります。ちなみに、先ほどのLeap Motion Orientationは1つのアプリとして登録されており、ここから再度開くことができるようです。

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せっかくなので他のアプリをダウンロードして遊んでみましょう。左上のAirspace Storeをクリックすると、Webブラウザが起動し、Airspace Storeのページが開きます。ここでは筆者の好きなゲームであるCut the Ropeをダウンロードします。

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アプリストアも、リリースされたばかりとは思えないクオリティで非常に綺麗です。検索してCut the Ropeのページにたどり着いたら、右上のDownloadボタンを押します。パスワードを求められるので、先ほど登録したパスワードを入力します。すると、ブラウザからAirspaceのアプリに自動的に戻ります。

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このようにダウンロードが開始していれば問題ありません。3-5分ほど掛かるので、お茶でも飲みながら待ちます。ダウンロードが完了している他のデモで遊ぶもの良いかもしれません。

Cut the Ropeがダウンロードできたので起動してみます。起動すると、いつもの音楽と共に全画面でゲームが立ち上がります。メニューを選択するには、メニューの上でカーソルを一定時間止めて下さい。カーソルの色が緑色に溜まっていき、満タンになると次の画面に移ります。

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Cut the RopeをLeap Motion Controllerでやってみた印象ですが、正直いって難しいです。原因の1つは、Leap Motion Controllerの認識範囲が把握できないこと、もう1つはカーソルと自分の指の位置をうまく認識できないことです。これらのせいで、うまくロープを切ることができません。スマホ版の2倍ぐらい攻略に時間がかかりそうです。さらに言えば、支えもなく腕を上げているのも結構、疲れます。これはただの運動不足かもしれませんが。

Leap Motionの初回レビューとしてはこんなところでしょうか。

購入フローやAirspaceの仕組みなど、Leap Motion Controllerを支える仕組みは非常によくできています。ロゴやサイトを含めたブランドイメージも素晴らしいと感じました。しかし、Leap Motion Controller本体をどのように使うかは、まだまだ模索段階だと思います。今回、遊んだCut the RopeもLeap Motion Controllerで遊ぶものではないと感じました。

ただ、これは別にLeap Motion Controllerを批判しているわけではありません。新しいデバイスは、モノの作り手が面白い使い方を見つけていくものです。そのためのアプリストアの仕組みが予め用意されている点や、今回触れなかった開発者向けのドキュメントやSDKが充実している点は非常に評価できます。個人的にはOUYAと組み合わせて面白いゲームを作れないかな、と妄想しております。

せっかく、これだけ質の良いデバイスを安く、しかも簡単に手に入れることができるので、皆さんもLeap Motion Controllerで何か作ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】

leapmotion.com

(リンク先最終アクセス:2013.08)

FULLER株式会社

1986年生まれ。北海道苫小牧市出身。苫小牧工業高等専門学校卒業。
Fuller, Inc. CTO
Webプログラマ、よく利用する言語はPython。Pythonコミュニティによく出没する。
趣味でArduinoやRaspberry Piなどを使って、便利なものを自作する。

twitter: @wutali / github: https://github.com/wutali

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