Tuning Maniax 2014 蒼き調律者たち 9

いよいよ表彰式、優勝者に贈られるのはSurface Pro 2、のはずが…!?

いよいよ表彰式、優勝者に贈られるのはSurface Pro 2、のはずが…!?

佐々木氏によるHadoop解説に続いて、いよいよ表彰式です。特別賞を受賞した福重美香さんには「高級レストランお食事券1万円分」、準優勝の工藤淳さんには「PFU Happy Hacking Keyboard Professional2」が、Think IT編集部の鈴木デスクより贈られました。

(左)特別賞の福重美香さん/(右)準優勝の工藤淳さん(クリックで拡大)

Hadoopコースの頂点に輝き、見事優勝した中村良幸さんには「Microsoft Surface Pro 2」と大きく書かれた優勝パネルが手渡されました。さらに、中村さんには今回の会場となったde:code(10万円相当)への招待もされています。

見事優勝した中村良幸さんは、はるばる札幌から来場(クリックで拡大)

賞品が贈呈され、順調に式が終わるかと思われたその時、会場にいた砂金氏が「中村さん、(Surface Pro)2でいいんですか?」と壇上の中村さんに駆けより、ボードに書かれた「2」の部分をマジックで「3」に書き換えてしまいました。なんと最新のSurface Pro 3が贈られるようです。中村さんには嬉しいサプライズとなり、会場からも大きな拍手が湧き上がりました。

優勝者プレゼントが砂金氏のはからいで急遽Surface Pro 3に変更!(クリックで拡大)

トレジャーデータ中川氏を迎えて行われたパネルディスカッション

表彰式に続き、ここで特別ゲストとして米トレジャーデータのシニアソフトウェアエンジニアである中川真宏氏が登場。最近では身近になってきたビッグデータですが、多ノードの扱いやジョブ、タスクに対する理解など、やはり解析には優秀なエンジニアが必要だったため、クラウドで手軽にビッグデータ解析が出来る仕組みを提供したいという思いからトレジャーデータが生まれたと、会社設立の経緯が紹介されました。

トレジャーデータで行っている取り組みとして、全てのジョブでキュー(queue)を使うことで、各システムのノードを疎結合に保つようにしていることや、標準のHadoopを改良してハイパフォーマンスなクエリの結果を返すことが出来るようにしていることなどが紹介されました。

中川氏によるトレジャーデータの取り組みが紹介された後、受賞者の3名と、冒頭でHadoopの解説を行った佐々木氏が加わり、5名によるパネルディスカッションが行われました。

トレジャーデータ中川氏を迎えて行われたパネルディスカッションの様子(クリックで拡大)

ディスカッションでは、データ解析で苦労した点を受賞者が話し、佐々木氏と中川氏がHadoop(HDInsight)を使いこなすためのポイントを紹介しながら進行していき、短い時間ながら濃い内容になりました。

特に優勝した中村さんは話題の引き出しが非常に多く、佐々木さんが途中で他の人に話題を切り替えようとする場面で笑いが起こたり、禁断の話題(?)である好きなエディタなどの話題も飛び出すなど、終始楽しい雰囲気のまま進みました。

多くの観覧者に見守られる中、無事にHadoopコースの表彰式が終わり、次はいよいよWordPressコースの番です。来週の結果発表をお楽しみに!

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Tuning Maniax 2014 - 蒼き調律者たち

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