PR

Bing Maps上の好きな場所をマークして情報を表示するプログラムを作る

2013年2月28日(木)
薬師寺 国安

参照の追加

ソリューションエクスプローラーの「すべてのファイルを表示」アイコンをクリックして、「参照設定」を表示させます。「参照設定」を選択状態にし、マウスの右クリックで表示されるメニューから、「参照の追加(R)」を選択します。表示される画面の左に表示されるWindowsを展開して「拡張」をクリックします。

すると、図5の画面が表示されます。画面を参考に2つの名前を選択してチェックを付け、〔OK〕をクリックします。1つは「Bing Maps for C#, C++, or Visual Basic」です。また,C#とVisual Basicのプロジェクトの場合は「Microsoft Visual C++ Runtime Package」も必要ですので、こちらも併せてチェックします。

図5:ソリューションエクスプローラーの「参照設定」から「参照の追加」を選択しBing Maps関連の名前にチェックを入れて〔OK〕ボタンをクリックする(クリックで拡大)

すると、ソリューションエクスプローラー内の「参照設定」内に2つの名前が追加されます。しかし、名前の先頭に黄色い▲マークが表示され、まだBing Maps SDKが使用できない状態になっています(図6)。

図6:まだBing Maps SDKが使用できない状態にある(クリックで拡大)

「構成マネージャ」の設定

この状態では、まだBing Maps SDKが使用できませんので、これを使用できるようにします。まず、VS2012のメニューから「ビルド(B)/構成マネージャ(O)」と選択します。「プラットフォーム」がAny CPUになっていますので、プルダウンメニューから、該当するプラットフォームを選択します。筆者の環境では×86を選択する必要がありました(図7)。

[閉じる]ボタンをクリックすると、ソリューションエクスプローラー内の「参照設定」にあった「Bing Maps for C#, C++, or Visual Basic (Beta)」と「Microsoft Visual C++ Runtime Package」の先頭の黄色いアイコンが消えています。これでBing Maps SDKの使用が可能になりました。

図7:「構成マネージャ」からプラットフォームを設定する(クリックで拡大)

コントロールの配置

のWidthに1920、Heightに1080と指定します。これは筆者のPCの解像度です。

表示されるデザイン画面の要素に名前空間を追加します。xmlns:bm=”Using:と入力すると値の一覧が表示されますので、Bing.Mapsを選択します。bm:Mapコントロールを配置します。するとBing.Mapsの地図が表示されるはずです、もし地図が表示されない場合は、一度VS2012を再起動してください。

書き出されるXAMLコードをリスト1、レイアウトは図8になります。

リスト1 書き出されたXAMLコード(MainPage.xaml)

  • (1) bmという名前空間を定義しています。
  • (2) 要素を配置し、CredentialsプロパティにBing Maps Account Centerで取得したBing Maps Keyを指定します。Bing Maps Keyの取得方法は後述しています。
<Page
  x:Class="Win8_Michitomo.MainPage"
  xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
  xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
  xmlns:local="using:Win8_Michitomo"
  xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
  xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
  xmlns:bm="using:Bing.Maps"■(1)
  mc:Ignorable="d" Width="1920" Height="1080">

  <Grid Background="{StaticResourceApplicationPageBackgroundThemeBrush}">
    <bm:Map Credentials="Bing Maps Account Centerで取得したBing Maps Key" x:Name="myMap"/>■(2)
  </Grid>
</Page>
図8:Mapを配置した。拡大縮小ボタンと、地図の表示モード選択ボックスは、実行時に自動的に表示される(クリックで拡大)

Bing Maps Keyの取得方法

Bing Mapsを使用するには下記URLのBing Maps Account Centerに行って専用のライセンスキーを取得する必要があります。
→ Bing Maps Account Center

Windows Live IDを持っている方はそのままSign Inします。持ってない方は「Create」から、Windows Live IDを作成してSign Inしてください。

画像付きの詳細な解説については、前回の「Bing Maps上に地震の震源地を表示する」を参照してください。

  • Bing Maps上にマークした場所の情報を表示するWindowsアプリ

薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basic プログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット PROJECT KySS を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySS の活動に本格的に参加、.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindows ストア アプリを多数公開中

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。

連載バックナンバー

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る

他にもこの記事が読まれています