人物を切り抜いて画面に表示するKinectサンプル(3ページ目)
※前ページからの続きです。
Kinect センサーを停止する処理
Kinectセンサーが動作している場合は、RGBカメラや距離カメラ、スケルトンのデータ更新イベントを削除し、Kinectセンサーの動作を停止してリソースを開放します。
Private Sub StopKinect(kinect As KinectSensor)
If kinect Is Nothing = False Then
If kinect.IsRunning = True Then
RemoveHandler kinect.AllFramesReady, AddressOf kinect_AllFramesReady
kinect.Stop()
kinect.Dispose()
End If
End If
End Sub
ウィンドウが閉じられた時の処理
動作しているKinectセンサーを引数に、StopKinectプロシージャを実行します。
Private Sub MainWindow_Closing(sender As Object, e As System.ComponentModel.CancelEventArgs) Handles Me.Closing
StopKinect(KinectSensor.KinectSensors(0))
End Sub
End Class
では、もう一つ切り抜いたプレイヤーと背景を重ねたサンプルを紹介しましょう。プロジェクトは同じで、ソリューションエクスプローラー内にImageというフォルダを作り画像を1枚読み込んでいます。
MainWindow.xamlでコメントアウトしている「背景に沖縄を表示」の下の
この状態でデバッグを開始すると、沖縄の風景の上に人物が重なって表示されます。この場合、人物の背景は必ず透明化されていなければなりません。実際に動かした動画は以下になります。
今回のサンプルは以上で終了です。
このサンプルを使えば、様々なロケーションに自分を登場させて、旅行気分を味わったり、背景画面に画面を表示して使い方を説明するようなアプリが作れるのではないでしょうか。
それでは、次回もお楽しみに。
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