インストールマニアックス・ファイナル 〜そして伝説へ〜 16

Windows AzureにPythonのアプリケーションをインストールする(クエスト9)

※本記事は、上級者向けクエスト9の攻略ヒント記事です。既にインストールを進めている環境などによってはうまくいかない場合もあります。予め確認の上、ご覧ください。Windows AzureとHelicon Zooを使えば、Windows Serverを使って簡単にPythonの環境を整えることが出来ま

藤原 敬弘

2012年12月19日 21:25

※本記事は、上級者向けクエスト9の攻略ヒント記事です。既にインストールを進めている環境などによってはうまくいかない場合もあります。予め確認の上、ご覧ください。

Windows AzureとHelicon Zooを使えば、Windows Serverを使って簡単にPythonの環境を整えることが出来ます。インスタンスを立ち上げる時間や、インストールの時間を考えても、小一時間でWindows Server上にPythonの環境を作れます。

この記事では、Windows AzureとHelicon Zoo、IISを使って、PythonのWebアプリケーションインターフェースであるWSGIに準拠したウェブアプリケーションを作成する手順を紹介します。

※Pythonアプリケーションをインストールする解説記事の構成上、途中まではクエスト5の記事とほぼ同じ内容です。既に終わっている作業の部分は飛ばして御覧ください。

1. Windows Server 2012の立ち上げ

それでは、早速初めましょう。www.windowsazure.comを開き、上部のポータルをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

サインインページが表示されるので、アカウントとパスワードを入力します。アカウントを作っていない方は、この記事を参考にアカウントを作成してください。

画像をクリックすると拡大表示します

すべてのアイテムページが表示されるので、左メニューの仮想マシンをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

仮想マシンページが表示されたら、仮想マシンを作成するをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

下から操作メニューが出てくるので、コンピューティング > 仮想マシン > 簡易作成が開かれていることを確認します。

画像をクリックすると拡大表示します

DNS名、イメージ、サイズ、パスワード、場所を入力します。ここではDNS名をthink-it-python、イメージをWindows Server 2012, October 2012、サイズをSmallとしました。

画像をクリックすると拡大表示します

仮想マシンの作成が始まります。15分ほど掛かるので、コーヒーでも飲みながら、作成が終わるのを待ちます。

画像をクリックすると拡大表示します

2. Windows ServerへのログインとHelicon Zooのセットアップ

状態が実行中になったら、下の操作メニューの接続をクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

[DNS名].rdpのダウンロードが始まります。このrdpはリモートデスクトップを開くためのファイルです。このデモはMac OS X 10.7を使用して行なっています。Mac版のリモートデスクトップのアプリは、こちらから無料で手に入るので、インストールしておいてください。

ダウンロードが終わり、rdpファイルを開くとリモートデスクトップが起動し、Windows Serverでサーバーマネージャーが起動します。Azureのポータルを開いたブラウザは、後で利用するので閉じないでください。

Web Platform Managerをダウンロードする必要があるため、IEのセキュリティ設定を一時的に緩めます。左メニューのLocal Serverをクリックします。

先に、Azureのポータルをブラウザ開いておきます。後で利用するので閉じないでください。次にリモートデスクトップでWindows仮想マシンを起動し、Windows Serverでサーバーマネージャーが起動します。

Web Platform Managerをダウンロードする必要があるため、IEのセキュリティ設定を一時的に緩めます。左メニューのLocal Serverをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

PROPERTIESの項の左側にあるIE Enhanced Security Configurationをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

Administratorsの項のoffを選択し、OKボタンを押します。

画像をクリックすると拡大表示します

Microsoft Web Platform Installer 4.0のダウンロードページ にIEを使ってアクセスします。右下のFree Downloadをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

ダウンロードしたwpilauncher.exeを実行します。そうすると、Web Platform Installer 4.0が起動するので、ここにHelicon Zooのフィードを追加します。下部のOptionsをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

Change Optionsのウィンドウが表示されます。Custom Feedsの項にhttp://www.helicontech.com/zoo/feed/を入力し、Add feedをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

フィードの読み込みが始まるので、しばらく待ちます。

3. Pythonのパッケージインストール

画像をクリックすると拡大表示します

フィードの読み込みが終わると、上部のメニューにZooが追加されているので、クリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

Python Hosting PackageのAddボタンをクリックします。そうすると、表示がRemoveに変更されます。その状態で、下部のInstallボタンをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

依存するパッケージをインストールしても良いか聞かれるので、I Acceptボタンをクリックします。

画像をクリックすると拡大表示します

インストールが始まるので、またコーヒーを飲みながら、待ちます。

画像をクリックすると拡大表示します

インストールが正常に終了したことが表示されます。Finishボタンをクリックします。

この記事のキーワード

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る