第5回:Webアプリケーションの開発(1)〜JSP作成〜 (3/4)

How to Eclipse!
Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発

第5回:Webアプリケーションの開発(1)〜JSP作成〜
著者:宮本 信二   2005/2/16
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Tomcatプロジェクトの作成

   さて、Tomcatプラグインの機能を利用して、Webアプリケーションを作成していきましょう。まずTomcatプロジェクトを作成します(図6)。Eclipseのメニューから「ファイル→新規→プロジェクト」を選択してください。次に、「Java→Tomcatプロジェクト」を選択して、「次へ」ボタンを押します。
Tomcatプロジェクトの作成
図6:Tomcatプロジェクトの作成


   次の画面(図7)では、プロジェクト名にmyweb(任意)と入力し「終了」ボタンを押します。なお、「次へ」ボタンからTomcatプロジェクトのその他のオプション設定を行うこともできますが、ここでは特にオプション設定は行いません。

プロジェクト名の入力
図7:プロジェクト名の入力


   パッケージ・エクスプローラ上で作成されたプロジェクトは次のように表示されます(図8)。

作成されたプロジェクト
図8:作成されたプロジェクト


   プロジェクトのルートディレクトリがWebアプリケーションのコンテキストルートのディレクトリになります(Tomcatプロジェクト作成時のオプション設定で変更できます)。

   ソースフォルダでWEB-INF/srcとworkの2つがありますが、自分で作成するJavaファイルはWEB-INF/srcの方に作成していきます。workの方は、コンパイルされたJSPサーブレットが生成されるディレクトリで、JSPのデバッグ目的で利用されます。プロジェクトを作成した時点でWebアプリケーションの作成に必要なJARもクラスパスに通されています。

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著者プロフィール
宮本 信二  http://muimi.com/
テクニカルライター。Ja-Jakartaコミッタ。Java Webアプリケーション開発業務を経て、現在、主にJavaやOSS関連の調査、執筆を行っている。著書に「Eclipse 3 完全攻略」、「JavaデベロッパーのためのApacheAnt入門」(ソフトバンクパブリッシング)、「徹底解説!JSFのすべて」(秀和システム)などがある。


INDEX
第5回:Webアプリケーションの開発(1)〜JSP作成〜
  Tomcatのインストール
  Tomcatプラグインのインストール
Tomcatプロジェクトの作成
  JSPの実行
Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発
第1回 Eclipse3の概要とインストール
第2回 Eclipse3の基本機能
第3回 Eclipse3の基本操作を憶えよう
第4回 Eclipseの便利な機能
第5回 Webアプリケーションの開発(1)〜JSP作成〜
第6回 Webアプリケーションの開発(2)〜サーブレットの作成〜
第7回 データベースの利用
第8回 フレームワークの利用
第9回 O/Rマッパーの利用
第10回 JUnitの利用
第11回 Antの利用
第12回 CVSの利用(1)
第13回 CVSの利用(2)
Eclipseが提供するBIとレポーティングツール
第1回 インストールからはじめるEclipse BIRT
第2回 データベースのデータをレポートに出力しよう
第3回 レポートを作成しよう
第4回 スクリプティング機能・Tomcatでのプレビュー・レポートエンジンを使用したレポート出力
Eclipse実践プラグイン開発
第1回 Eclipseとプラグイン
第2回 プラグインの配布とインストール
第3回 基本的なGUIコンポーネントの利用
第4回 JFaceのGUIコンポーネント
第5回 メニューとポップアップ・メニューの拡張
第6回 ビューの拡張
第7回 エディタの拡張
第8回 パースペクティブの拡張
第9回 プロパティと設定の拡張
Eclipse WTPによる標準開発ツールの提供
第1回 Eclipse WTPの概要とインストール
第2回 Eclipse WTPでHello World
第3回 Eclipse WTPのDB系ツールを使う
第4回 Eclipse WTPのエディタとその他のツール

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