連載 :
実践!Kinect応用プログラミングKinectを使った、音声によるデータ保存と検索のサンプル
2012年8月24日(金)
入力されたデータをXMLに保存する処理
XElement.LoadメソッドでPersonalInfo.xmlを読み込みます。必ず事前にbin\Debugフォルダ内にXML宣言とルート要素が
Visual Basic の埋め込み式を用いて要素の子要素とし、埋め込み式の構文である を用いて要素の内容テキストに、入力テキストボックスに入力された値を指定します。
読み込んだXMLにデータの追加されたXMLを追加します。SaveメソッドでPersonalInfo.xmlに保存します。保存した旨のメッセージを表示します。
Private Sub DataSave() xmldoc = XElement.Load("PersonalInfo.xml") Dim addXml As XElement = <情報> <氏名><%= nameTextBox.Text %></氏名> <年齢><%= ageTextBox.Text %></年齢> <住所><%= addressTextBox.Text %></住所> <勤務先><%= companyTextBox.Text %></勤務先> </情報> xmldoc.Add(addXml) xmldoc.Save("PersonalInfo.xml") messageTextBlock.Text = "保存しました。" End Sub
ウィンドウが閉じられる時の処理
Kinectセンサーが動作している場合は、動作を停止し、音声認識も停止します。最後にKinectセンサーのリソースを解放します。
Private Sub MainWindow_Closing(sender As Object, e As System.ComponentModel.CancelEventArgs) Handles Me.Closing If Kinect Is Nothing = False Then If Kinect.IsRunning = True Then Kinect.Stop() engine.RecognizeAsyncStop() Kinect.Dispose() End If End If End Sub End Class
以上で今回のサンプルは終了です。
Kinectを使った、音声によるデータ保存と検索のサンプル
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