第8回:BIシステムをつくってみる−実践編(3)続・構築フェーズ (1/4)

OpenOLAP

read 今回は前回に引き続き、多次元データベース構築の中の「ディメンションの登録」からお話します。画面写真を豊富に使用して、多次元データベースの完成から画面構築タスクの序盤までをつぶさに解説していきます。是非手元で実際に操作しながら、試してみてください。
BIシステム導入
システム企画担当者のためのBIシステム導入の勘所
〜速く、安く、確実に導入するには〜

第8回:BIシステムをつくってみる−実践編(3)
続・構築フェーズ
著者:アイエイエフコンサルティング  平井 明夫   2005/1/19
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レポート名:チャネル別売上・コスト比較
多次元DB名:売上実績
初期表示形式:表
次元 選択項目 初期表示位置 初期表示項目
時間
横軸(1)
製品 合計
製品クラス
製品ファミリー
製品
縦軸 製品
チャネル 合計
チャネル
ページエッジ カタログ販売
メジャー 売上金額
コスト
横軸(2) 売上金額
コスト

図1:画面設計(2)

Viewerのメニューツリー
図2:Viewerのメニューツリー


キューブ選択画面
図3:キューブ選択画面


レポート設定画面
図4:レポート設定画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


時間ディメンションの完成
図5:時間ディメンションの完成


セレクタの初期画面
図6:セレクタの初期画面


セレクタでのメンバー選択後の画面
図7:セレクタでのメンバー選択後の画面


製品ディメンションの完成
図8:製品ディメンションの完成


チャネル別売上・コスト比較レポートの完成
図9:チャネル別売上・コスト比較レポートの完成
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


ハイライト設定画面
図10:ハイライト設定画面


ハイライト設定画面での設定値入力後の画面
図11:ハイライト設定画面での設定値入力後の画面


ハイライト表示されたレポート画面
図12:ハイライト表示されたレポート画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


レポート保存画面
図13:レポート保存画面


BIシステム構築プロジェクトを構成するフェーズ
図14:BIシステム構築プロジェクトを構成するフェーズ


    管理ポイント 補足鮮度 保存鮮度
製品クラス 製品ファミリー 製品 チャネル 業種 顧客
管理項目 売上金額 前月末時点 3年間
コスト 前月末時点 3年間
利益 前月末時点 3年間

図15:管理ポイント/鮮度分析結果


ディメンションの定義結果
図16:ディメンションの定義結果


ファクトの定義結果
図17:ファクトの定義結果


ディメンションとファクトの関係定義結果
図18:ディメンションとファクトの関係定義結果



ソースデータのER図
図19:ソースデータのER図
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


項目名 ソースシステム名 ソーステーブル名 ソースカラム名 判定
データウェアハウス FACT_SALES TIME
データウェアハウス FACT_SALES TIME
製品クラス データウェアハウス PROD_CLASS CLASS_ID
SHORT_NAME
LONG_NAME
製品ファミリー データウェアハウス PROD_FAMILY FAMILY_ID
SHORT_NAME
LONG_NAME
製品 データウェアハウス PRODUCT PROD_ID
SHORT_NAME
LONG_NAME
チャネル データウェアハウス CHANNEL CHAN_ID
SHORT_NAME
LONG_NAME
業種 データウェアハウス GEOG_INDUSTRY INDUSTRY_ID
SHORT_NAME
LONG_NAME
顧客 データウェアハウス GEOG_CUSTOMER CUSTOMER_ID
SHORT_NAME
LONG_NAME
売上金額 データウェアハウス FACT_SALES SALES
コスト データウェアハウス FACT_SALES COSTS
利益 データマート側で計算値(売上金額−コスト)として生成 ×

図20:ソースデータ分析結果


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アイエイエフコンサルティング
著者プロフィール
株式会社アイエイエフコンサルティング  平井 明夫
日本DEC(現hp)、コグノス、日本オラクルを経て現職。一貫してソフトウェア製品の開発、マーケティング、導入コンサルティングを歴任。 特に、データウェアハウス、BI、OLAPを得意分野とする。現在、企業業績管理、管理会計などデータ分析ソリューションの短期導入を可能にするテンプレートやパッケージの開発を行っている。


INDEX
第8回:BIシステムをつくってみる−実践編(3)続・構築フェーズ
構築フェーズ  〜多次元データベースの構築〜
  (1)続・ディメンションの登録  〜時間ディメンションの登録〜
  (3)キューブの登録と作成
  構築フェーズ  〜画面構築タスク〜
システム企画担当者のためのBIシステム導入の勘所
第1回 BIの世界を体験する−イントロダクション  オープンソースBIツールOpenOLAP
第2回 BIシステムの特性を知る−基礎知識編(1) BIシステム導入の目的
第3回 BIシステムの特性を知る−基礎知識編(2) BIシステムのアーキテクチャ
第4回 BIシステムの特性を知る−基礎知識編(3) データベースとBIツール
第5回 BIシステムの特性を知る−基礎知識編(4) BI構築プロジェクトの進め方
第6回 BIシステムをつくってみる−実践編(1)設計−導入計画と要件定義
第7回 BIシステムをつくってみる−実践編(2)設計と構築
第8回 BIシステムをつくってみる−実践編(3)続・構築フェーズ
第9回 BIシステムをつくってみる−実践編(4)構築フェーズ〜プロジェクト評価フェーズ
第10回 BIシステムをつくってみる−実践編(5)機能拡張プロジェクト
第11回 BIシステムの構成を決める−製品選択編(1)BIツール選択のポイント
第12回 BIシステムの構成を決める〜製品選択編(2)BIツール選択(続き)とデータベース選択のポイント
関連記事 : BIツール選択に失敗しないために
第1回 BIツール選択の基本は、分類すること
第2回 分析ツールの選択〜パワーユーザに必要な機能をチェック(前半)
第3回 分析ツールの選択〜パワーユーザに必要な機能をチェック(後編)
第4回 レポーティング・ツールの選択〜大量ユーザのサポートに必要な機能をチェック(前半)
第5回 レポーティング・ツールの選択〜大量ユーザのサポートに必要な機能をチェック(後半)
第6回 モニタリング・ツールの選択〜経営者が必要とする表現力をチェック(前半)
第7回 モニタリング・ツールの選択〜経営者の必要とする表現力をチェック(後半)
関連記事 : 統合化が進むBIツール
第1回 なぜ今、BI統合化なのか
第2回 データを中心に統合化するOracle
第3回 オープンアーキテクチャを採用した「Cognos 8 BI」
第4回 ビジネス・パフォーマンス・マネジメントが実現する経営管理サイクル
第5回 End To Endの包括的なBI・EPMを提供するBusinessObjects XI
第6回 統合マネジメントシステムを実現するBIプラットフォーム
第7回 統合化のメリットと各社の特徴

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