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第6回:LifeKeeper for Windowsの操作(後編)
著者:サイオステクノロジー クラスタソリューショングループ
監修者:サイオステクノロジー  小野寺 章   2005/12/28
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はじめに

   第5回ではLifeKeeper for Windowsによるクラスタの構築手順として、通信パスの設定、IPリソースの設定を行った。第6回の今回は前回に引き続き、ボリューム・リソースの設定について説明する。またスイッチオーバーとフェイルオーバーのテストを行う。
ボリューム・リソースの設定

   まずボリューム・リソースの設定について説明する。

   ボリューム・リソースを作成することによって、共有ディスク上のボリュームを切り替えて使用することが可能になる。今回は共有ディスク上の「Dドライブ」をボリューム・リソースとして設定する。

   それではボリューム・リソースの設定について解説する。

   まずLifeKeeper GUI画面を起動し、「編集 → リソース → リソース階層の作成」を実行する。


1. Recovery Kitの選択

   「ボリューム」を選択し「次へ」ボタンを押す。

Recovery Kitの選択
図1:Recovery Kitの選択


2. スイッチバック・タイプ

   デフォルト値の「INTELLIGENT」のまま「次へ」ボタンを押す。

スイッチバック・タイプ
図2:スイッチバック・タイプ


3. サーバ

   プライマリサーバ「TESTLK1」を選択し「次へ」ボタンを押す。

サーバ
図3:サーバ


4. ボリュームを選択

   切り替えボリュームに使用するドライブを選択する。ここでは「D:\」を選択し「次へ」ボタンを押す。

ボリュームを選択
図4:ボリュームを選択


5. ボリューム・タイプ

   今回は共有ディスクで設定するので「Shared Disk」を選択し「次へ」ボタンを押す。

ボリューム・タイプ
図5:ボリューム・タイプ

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リファレンスサイトの紹介
本連載のリファレンスとなるWebサイトです。本連載に対するご意見、ご要望などもお寄せください。

■LifeKeeper製品詳細情報
http://www.10art-ni.co.jp/product/lifekeeper/

■SteelEye Technology Inc.(開発元)
http://www.steeleye.com

■LifeKeeperに関するお問合せ
https://www.10art-ni.co.jp/contact/form-lifekeeper_ssl.html
サイオステクノロジー株式会社 クラスタソリューショングループ
著者プロフィール
サイオステクノロジー株式会社 クラスタソリューショングループ
サイオステクノロジーにおいて、SteelEye LifeKeeperの技術サポートや構築支援を行うエンジニア集団。日本国内で、彼ら以上にLifeKeeperを知る者たちはいないと自負している。世の中のすべてのHAクラスタがLifeKeeperになることを夢見て日々奮闘を続けている。


サイオステクノロジー株式会社 小野寺 章
監修者プロフィール
サイオステクノロジー株式会社  小野寺 章
インフラストラクチャービジネスユニット
エンタープライズソリューション部 部長
国産汎用機メーカに入社し、汎用機のSEを10数年担当、1994年頃からオープン・ダウンサイジングブームの到来とともにUNIX系OSを担当し、Solaris、HP/UXでSun Cluster、Veritas Cluster、MC/ServiceGuardなどを使用した、多数のミッションクリティカルシステムのHAシステム構築に従事。2001年ノーザンライツコンピュータ(現サイオステクノロジー)へ入社後、SteelEye LifeKeeperの総責任者としての国内での販売・サポート業務に従事。


INDEX
第6回:LifeKeeper for Windowsの操作(後編)
はじめに
  6. ボリューム・タグ
  IPアドレスの確認(プライマリサーバ)
  フェイルオーバー