[ThinkIT] 第5回：End To Endの包括的なBI・EPMを提供するBusinessObjects XI (2/4)

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統合化が進むBIツール

第５回：End To Endの包括的なBI・EPMを提供するBusinessObjects XI
著者：日本ビジネスオブジェクツ畝見真 2006/4/3

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EPMを具現化できる、最新鋭の完成された統合BIプラットフォーム

   ビジネスオブジェクツでは、EPM（全社業績管理）を実現するために、最新鋭のSOA（サービス指向アーキテクチャ）上に完全に統合された革新的なBIプラットフォーム製品であるBusinessObjects XIを提供しています。

   企業内には様々なスキルレベルのユーザがそれぞれ異なるタイプの情報活用を必要とされています。

   例えば、精密な定型帳票（レポート）を作成し、全社で共有したい、非定型なデータ検索や多次元的な分析要求、経営ダッシュボード的な見方やバランススコアカードを実装できるスコアカーディングなどです。

   BusinessObjects XIでは、これらあらゆるタイプのBIを単一の統合ポータルで活用することができます。これによってユーザの使い勝手は向上し、部門間を跨った情報共有も容易となります。

   また、ユーザトレーニングコストやポータル自体の管理コストも軽減されるのです。さらにこれら異なるタイプのBIのメタデータも単一の統合リポジトリで管理され、このリポジトリ自体や分散されたサーバ環境、そしてユーザ認証に関してもシングルポイントアドミニストレーションで、BIシステムの管理・運用コストを大幅に削減することが可能となります。

図3：統合BIプラットフォーム
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）

   BusinessObjects XIは、全世界に1500万ユーザを超える実績をもつ、エンタープライズレポーティング市場で実質的に世界標準であるプラットフォーム上に完全に統合された革新的な製品であり、全社規模に十分に対応できるスケーラビリティーや高い信頼性、そして高い可用性で定評があります。

   その証拠の1つとして、BusinessObjects XIはMicrosoft Windows Server 2003 DataCenter認定を受けた唯一のBIプラットフォームでもあります。この完成された統合BIプラットフォームがあれば、これまで部門ごとに分散し、混在していたBIツールを容易に標準化することができます。

   また、BIの標準化はその管理の容易性などの理由から内部統制・IT統制の一翼を担うものとしても期待されています。BI標準化によって重複する無駄なコストが削減されるばかりでなく、全社共通の操作性によって部署移動が発生しても同一の操作で情報活用（別のUIや操作を習得する必要がない）ができます。さらに、標準化によって容易な情報共有、シームレスな情報連携が組織横断的に可能となります。

   こうした標準化による効果は、まさに横方向の情報連携と共有、そして縦方向・企業戦略を全社に浸透させ的確なアクションに結び付けていくというEPM（全社業績管理）の実現にもつながっていくものなのです。

図4：EPMの実現
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）

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著者プロフィール
日本ビジネスオブジェクツ株式会社
マーケティング部マネージャ畝見真
IT業界にてSEとして各種業務アプリケーションの構築に携わり、また1994年から外資系BIベンダーにて11年間に渡りプリセールスとして導入支援、そしてマーケティングとしてBIソリューション普及に従事。現在は、日本ビジネスオブジェクツ株式会社にてマーケティングマネージャとしてBI／EPM、BSCなど企業経営に必須となる包括的なBIソリューションの拡販および普及に従事し、BI/EPMエバンジェリストとしても活躍中。

INDEX
第5回：End To Endの包括的なBI・EPMを提供するBusinessObjects XI
	真実の統合こそ、勝ち組企業の原動力
	EPMを具現化できる、最新鋭の完成された統合BIプラットフォーム
	あらゆる情報活用ニーズに対応
	信頼あるデータ基盤の構築